
配信アルバム 毎日1曲 全曲解説 M2.「元気になーれ」
今回の配信アルバムは、女子硬式野球大会開催30回を祝い応援歌
「元気になーれ」をメインに、次世代を担う女子の皆さんにエールを贈るアルバムとして選曲しました。
この曲は元々は1996年から3年間レギュラー出演し生放送で150箇所の街と自然豊かな里を旅した「NHK総合ひるどき日本列島」のエンディングテーマ曲として書き下ろした曲で、この歌で毎週末、地元愛溢れる皆さんと共に生放送で盛りあがった思い出の曲です。
当時きっとその番組を女子硬式野球の普及に取り組んでいらっしゃった兵庫県の市島のお父さんたちが見ていてくれたのでしょう。
その後2004年“「元気になーれ」を応援歌に使いたい!”とご連絡いただき、その年の大会から女子球児の皆さんが頑張るグランドの空、
グランド整備の時や優勝旗を掲げて、野球場を行進する時や試合終了後の記念写真撮影の時など、どんな時も女子球児の空を飾るように「元気になーれ」が流れるようになりました。
つい10年ほど前までは、試合順を決める抽選会、各校のノミネート映像のバックにも曲が流れ、お決まりの掛け声の場所では「ヘイ!ヘイ!」と黄色い元気な掛け声が飛び交い、市島でみんな一斉に大会へのモチベーションUPという時代が続きましたが、参加校が増えてからは、市島と淡路会場とに分かれての開催となり、今に至っているそうです。
そんな長い歴史を経て、今では、多くの女子野球選手の皆さんにとっては「元気になーれ」が女子選手の皆さんの「ソウルソング」になっていると伺った時は、涙するほど嬉しく思いました。
私が始球式をやらせていただいた2004年の第8回大会では硬式野球の選手の人数が足りなくて、ソフトボールの選手にも参加してもらってやっと大会を開催されていたので、
それ以来22年!
皆さんがいかにコツコツと頑張って努力を重ねてもられたことか!
今年2026年、史上最多70校参加で第30回大会が盛大に開催されたことは、本当に素晴らしい出来事だったと思います。
しかも2023年から決勝戦は甲子園で開催!
なんと今回、私は第30回大会の神戸広陵と学法石川との決勝戦の試合クーリングタイムに甲子園のグランドで「元気になーれ」を歌わせていただのです!
グランドに集まってくれたOGの皆さん、甲子園にこられた皆さんと共に私のファンの皆も一緒に盛り上がった「元気になーれ」は最高に光栄な幸せな4分間でした!
本当に皆さん!ありがとうございました!
選手の皆さんも喜んでくれたかな?
な~んと長い時の積み重ねの歴史でしょう!
曲を採用していただ時、実は私はうれしい反面、
「硬式野球はいろいろな面で女子にはハードだろうに、こんな楽しげな曲でいいのかな?」と内心思うところもありました。
でも、遅まきながら最近や~っと市島のお父さんたちが
「元気になーれ」をなぜ「女子野球の応援歌にしたい!」と思ってくださったのか、その気持ちがわかるようになってきたんです!
と言うのは、この曲は私が80年代「ロックの女王」と呼ばれた後、当時の余りのハードスケジュールに心身共に疲労困憊ボロボロになってしまい、もう一度、栄養補給してTRYするためにロンドンに移住、充電生活を送った88年~90年の帰国後に生まれた曲でした。
当時、今のようにSNSもない時代だったので、たった2年間のブランクだったのにもかかわらず、日本に帰国した時、ほとんど白井貴子という名前は音楽業界から忘れ去られているような状況になっていました。
それでも私はあきらめることはなく、
「これからの人生の時間を豊かに心元気になれような曲を作りたい!」とは思っていましたが、ビジネスとしては非常に厳しく、そんな時だったかと思います。
ある日、父が私に一言こう言ったんです。
「お前は笑ってる時が1番だよ!」と。
「女子ロックとはなんぞや!」
と眉間にシワを寄せて、私が悩んでいたのを父に見抜かれてしまったのかもしれません!(笑)その言葉に私はハッとしました!
大地に凛と根を張って生きる「野生のマーガレット」の花のように
強く、優しく生きよう!と新しい白井貴子の新たな目的地を心に描いて帰国したはずの私だったのに、またもや日本の音楽業界のしがらみや競争に締め付けられそうになっていたのです。
「これじゃ~元の木阿弥だ!」と、気づき、当時所属していた事務所から独立させていただき、自主レーベルをふるさとの湘南に立ち上げました。
その時、動き出す原動力になったのが自主レーベル初のシングル曲「元気になーれ」だったのです。
「男子と共に戦うのはいいけど、女の子なんだから、いつも笑顔で元気に笑って頑張れ!」父は私にそう言いたかったのだと思います。
それは市島のお父さんたちが、女子球児のみんなに対して願う思いと、きっと同じだったんじゃないか!?・・・と。
だから「元気になーれ」を応援歌にしてくれたんだ!と22年もの時間が経って、やっと気づくことができました。
この曲は1999年にリリースした、やはり1曲目の「PEACE OF LOVE」と同じ鎌倉の自宅スタジオでアナログレコーデイングしたアルバムに収録曲されています。
シングルのデザインはイラストレーターの安斎肇さん。
「元気になーれ」の詩は、今となっては父からの遺言のように響きます。
もう一つ、当時、日本はまだまだバブル妄想の夢から抜け出てなくて、
なんだか色々な世界が私にはお金優先で貪欲すぎるがあまり汚れて見えてしまうことが多く、坂本龍馬じゃないけど
「もう一度日本を洗濯じゃ~」・・と、そんな新しい価値観へと切り開いてゆかないとダメになる!という思いがいっぱいで、
それで「元気になーれ!きれいになーれ!」という歌詞を書いたことは強く記憶に残っています。
それが今では、「元気になって、素顔ピカピカプリミティブにキレイになってね!」という女の子に向かっての詩にも私には聞こえるのが歌のマジックで面白い!
今まで以上にこの曲が好きになって来ました。
今、地震や水害で大変な思いをされている皆さんへも「元気になーれ」の心が届けば!と願って止みません。
*特別付録 今宵も「PEACE Of LOVE」💌
2026年8月19日(水曜日・湘南は夏日)
昨日は江ノ島の花火大会&ドローンショーだったそう💦でも行けませんでした!
夕方Papa&Mamaの送り火を灯しました。
夫唱婦随のお二人!ありがとう!また来年お持ちしてます。
NHKの所さんの番組で古着の話題やってた。
見ていて、私も完全に古着マニアだと確信!(笑)
実は、一昨日も横浜でビートルズのアップルのイラストがド~ンってある古着Tシャツ買っちゃったばかり。(笑)
これまで復刻版みたいなのは買ったことあったけど、本当の古着は初めてかも!
また、ライブで着るのが楽しみ!
『白井貴子45thセルフセレクション"Peace of Love"〜全国高等学校女子硬式野球選手権大会30th. Anniversary 応援スペシャル』
■ストリーミング、ダウンロードはこちら↓
https://lgp.lnk.to/TakakoShirai_PofL